本記事ではそんな悩みを解消します。
・大学卒業後の留学のリスクと対処法
・大学卒業後の留学の種類と費用
・後悔しない留学先の選び方
・大学卒業後以外の留学の選択肢
私は大学卒業後、就職し1年で退職。その後ワーホリでオーストラリアへ。そして、帰国後に転職。
その後、再度退職し、カナダへワーホリ。帰国後、再度転職。
そして再度退職し、ニュージーランドへワーホリ。その後、オーストラリアに戻り現地就職。
転職した回数は10回以上(笑)
就職や転職を繰り返してきましたが、最初の留学前は帰国後の就職がとても不安でした。
そんな過去の自分と同じように悩んでいる方の不安を解消できればと思い、本記事を作成しました。
大学卒業後の留学が不安な方、必見です。
■目次
留学後は就職に失敗する?
さっそく、結論から。
留学しても就職できます。
理由はいくつかあります↓
・スキルが増える
・情報が増える
ひとつずつ解説します。
①:就職先が増える
留学し英語ができるようになれば、就職先が増えます。
なぜなら、応募できる求人の数が増えるので。
英語ができれば、英語を求めている企業にも応募できますし、英語の求人広告も読めます。
なので、就職先が増え、就職のチャンスが倍増。
他の言語、韓国語や中国語も同様。就職のチャンスが増えます。
②:スキルが増える
留学し、現地生活すれば、スキルが増えます。
例えば、下記↓
・海外生活で実感した、海外では日本が当たり前ではないという、グローバルな視点
・さまざまな文化や価値観を知り理解できた、柔軟なものの考え方
などなど、留学で得たスキルを、履歴書や面接でアピールすることができるので、就職に有利。
③:情報が増える
留学すると、コネクションが増えます。年代の違う日本人の友達ができたり、世界各国の友達ができたり。
そこから情報が増えます。年代の違う日本人の友達からは就職のアドバイスをもらえたり。世界各国の友達からは仕事の話があったり。
コネクションが増えることにより、情報が増え、就職につながることが多々あります。
上記のように、留学して得た英語力、スキル、情報を活かせば、問題なく就職できます。
大学卒業後の留学のリスクとその対処法
大学卒業後の留学のリスクです↓
・留学の理由説明が求められる
・英語以外のスキルも求められる
それぞれ対策とともに、解説します。
1.新卒の肩書がなくなる
留学することにより、新卒の肩書がなくなります。
そのため、新卒のみを採用する企業、特に大手企業に入社するのが難しくなります。
留学後、まずは中小企業に入社。スキルアップ後、大手企業へ転職。
もしくは、大学卒業後ではなく、休学中に留学。新卒の肩書を残す。
そのまま海外で働くのもあり↓
2.留学の理由説明が求められる
面接などで、留学の理由説明が求められます↓
・なぜ休学ではなく、大学卒業後に留学したのか
・なぜ新卒の肩書をすて、留学したのか
「英語を上達させるため」の理由では不十分。
なぜなら、英語を上達させるのは日本でもできますし、なぜ在学中にそれができなかったのかという印象を与えかねないので。
そのため、説得力のある理由がないと、就職が不利になります。
説得力のある理由を伝える。
例えば、留学が子供のころからの夢、しかし家が裕福でなく、親からお金を借りることができず、在学中に自分でお金をためていた。そして大学4年間でやっとたまったので、就職前に夢を叶えるため、留学。
上記のように理由を伝えれば、説得力もありますし、目標を達成するための目標達成能力や行動力もアピールすることもできます。
3.英語以外のスキルが求められる
留学したのだから、英語ができて当たり前。
そのようなスタンスの企業も少なくありません。
なので、英語力の証明だけでは、就職するには不十分。
つまり就職するには、英語以外のスキルも必要になります。
英語以外のスキルをアピール。
例えば、コミュニケーション能力、グローバルな視点、柔軟な思考、チームワーク、目標達成能力などなど。
そういったスキルを留学中に培うことができれば、就職を有利にすることが可能。
なぜなら、需要が増え続けているからです。世界的にも増加しています。
需要がある分、給料も比較的高く、月収100万以上稼ぐ人も少なくありません。
またリモートで働くことができるので、日本でも海外でも働くことができます。
下記のオンラインスクールであれば、未経験からでも短期間(1~4ヶ月)でスキルを身につけることができます↓
Webサイト制作(Webプログラマー)
・TechAcademy:プログラミングスクール受講者数No.1。経験豊富な現役エンジニアがマンツーマンでサポート。Webデザインコースもあります。1週間の無料体験が受講可能。
Webマーケター
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Webライター
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自分に合うかどうかは試してみないとわからないので、さっそく無料体験や無料カウンセリングを受けてみましょう。
留学後の就職に失敗する人の特徴
留学後の就職に失敗する人の特徴です↓
・留学中、英語以外のスキルを身につけようしなかったので、英語以外のスキルがない
・留学中、家にひきこもって英語を勉強していたので、他国の文化や価値観などを学んでいない
・就職活動中、大手企業に固執している
・留学の理由説明がうまくできていない
・英語以外のスキルのアピールができていない
留学後の就職に失敗する人は、留学したのに英語が上達していない人や上記でお伝えした対策ができていない人。
まとめると、状況を改善しようと行動していない人。
結論|状況を改善しようと行動すれば失敗しない
状況を改善しようと行動すれば、失敗しません↓
英語環境に染まり、多国籍な環境で、さまざまな人と英語でコミュニケーションを図り、文化や価値観の違いを学ぶ。
大手が難しいなら、中小企業にチャレンジ。
上記のように、行動し続ければ失敗しません。
流されず、あきらめず、行動し続けるのみ。
留学後の就職で失敗しないために、留学前から準備しましょう。
大卒後の留学の種類と費用
留学の種類はいくつかります。
・専門学校
・大学院
・ワーキングホリデー
語学学校
語学学校で語学を学ぶ。語学留学。
留学と聞くと、語学留学を思い浮かべる人は多いですよね。
韓国語や中国語を学ぶ人もいますが、大半の人が英語を学ぶため留学しています。
期間は1週間~1年以上、と自由に期間を設定可能。
通常、英語初心者用のコースも提供されているので、英語初心者でも留学可能。
語学学校の費用
留学費用のメインは、授業料と滞在費。
英語圏の語学学校の授業料と滞在費の概算です↓
国/費用(月) | 授業料 | 滞在費(ホームステイや学生寮) |
カナダ | 10万 | 10万 |
オーストラリア | 10万 | 10万 |
ニュージーランド | 10万 | 10万 |
イギリス | 20万 | 15万 |
アイルランド | 15万 | 10万 |
アメリカ | 20万 | 15万 |
レッスン時間は週約20時間程度、滞在はホームステイで1日2食付きを比較。
為替、都市、学校、レッスン数により費用は多少前後しますが、ある程度の質を求めるのであれば、各国上記ぐらいかかります。
あまりにも安いところに行くと、学校の先生がネイティブでなかったり、レッスン数が短かったりするので。
専門学校
海外の専門学校で専門的なものを学ぶ留学。
ビジネス全般、マーケティング、IT、デザイン、観光、ホスピタリティなどなど。
期間は半年~1年程度が多いです。
英語力が求められるので、まずは語学学校で英語を学ぶんでから専門学校に通うの主流。
専門学校の費用
専門学校の授業料の概算です↓
滞在費は上記の語学学校のものをご参考に。
国/費用(年) | 授業料 |
カナダ | 120万 |
オーストラリア | 120万 |
ニュージーランド | 120万 |
イギリス | 150万 |
アイルランド | 130万 |
アメリカ | 120万 |
専門学校やコースによっては上記の倍以上の授業料がかかることも。
費用を抑えるのあれば、私立よりも公立がオススメ。
大学院
海外の大学院でしっかりと深く学ぶ留学。
経営学、工学、看護学、教育学などなど。
期間は1年間~2年間が多いです。
通常、専門学校よりも高い英語力が求められます。
日本でも学歴として見られるので、学歴に箔をつけたい人にもオススメ。
大学院の費用
大学院の費用の概算です↓
国/費用(年) | 授業料 |
カナダ | 100万 |
オーストラリア | 150万 |
ニュージーランド | 200万 |
イギリス | 200万 |
アイルランド | 150万 |
アメリカ | 100万 |
大学や大学院の費用は大学によりピンキリです。
特にカナダやアメリカの場合、私立の大学であれば、上記の2倍もしくは3倍以上の費用がかかることも良くある話。
日本の有名な私立大学は授業料が高いですよね。海外も同様。
なので、大学や大学院費用を抑えるのであれば、やはり公立がオススメ。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーで海外生活を行う。
勉強したり、働いたり、海外で自由に生活。
期間は通常1年間。
高い英語力があれば、現地就職も不可能ではありません。
英語力に制限はないので、英語力がゼロでも行くことはできます。
ワーキングホリデーの費用
ワーキングホリデーの場合、まず英語を語学学校で学ぶ方がほとんどなので、費用は語学学校の費用と同様。
なので語学学校の費用をご参考に。
しかし、ワーキングホリデーの場合、海外で働くことができるので、現地で留学費用をカバーすることが可能。
そのため、語学留学よりもワーキングホリデーのほうが費用は抑えることができます。
奨学金
大学卒業後でももらえる奨学金はあります。
例えば下記↓
しかし、通常、大学や大学院留学を希望する方への奨学金で、条件は厳しく、狭き門です。
とはいえ、大学院留学を希望されるのであれば、チェックしてみる価値あり。
後悔しない留学先の選び方
後悔しない留学先の選び方のポイントは2つ↓
・複数の好みから決定
選び方①:自分の好みに合わせる
当たり前ですが、自分の好みに合わせ留学先を選ぶ。
しかし、「友人から勧められたので」と他人の好みで決めてしまう人が多いのも事実。
結果、友人の好みと自分の好みが合わず、留学後、後悔する人も少なくないです。
なので、他人の好みではなく、自分の好みに合わせ留学先を決定。
選び方②:複数の好みから決定
「留学費用が安い」だけで決めるのではなく、複数の好みから留学先を決定。
例えば、下記↓
・気候があったかい
・都会
・おしゃれ
・海がある
などなど、できる限りの希望をあげてみて、全ての希望を満たす国や都市を選びましょう。
そうすれば、後悔しません。
1つではなく、複数の好みから決定しているので。
学校の選び方
学校の選び方も留学先の選び方と同様。
他人の好みではなく、自分の好みで選ぶ。複数の好みから決定↓
・スピーキング中心
・小規模
あどなど、自分の好みに合わせ学校を比較し、決定。
そうすれば後悔しません。
留学エージェントの選び方
留学エージェントも自分の好みで決定。
無料エージェントが良いのか、ネームバリューを重要視するのか、サポート内容を重要視するのか。
なので、留学エージェントは実際に複数の留学カウンセラーと会って話してみて、選ぶのがポイント。
大学卒業後以外の留学の選択肢
大卒後以外の留学の選択肢です↓
・社会人留学
大卒後と比較したそれぞれのメリットとデメリットとともに解説します。
休学
大卒後ではなく、休学して留学。
メリットは、新卒の肩書が残るということ。
デメリットは休学費用がかかること。
なので、新卒の肩書を残したい人、休学費用が気にならない方には、休学がオススメ。
社会人留学
大卒後ではなく、就職し社会人となり、ある程度の経験を積んでから留学。
メリットは、ある程度の経験を積んでいるので、帰国後にそのスキルと英語力を活かし、転職可能。
デメリットは、社会人を長く続ければ続けるほど、辞めにくくなります。また年をとればとるほど、記憶力が衰えます。
なので、まずは新卒を活かし就職し経験を積みたい方、留学の気持ちを強く持ち続けられる方であれば、社会人留学がオススメ。
結論|やりたいことをやる
大学卒業後に就職したいのであれば就職した方が良いですし、留学したいのあれば留学した方が良い。
今すぐ留学したいのであれば、休学を検討するのもありだし、社会人として経験を積んでから留学したいのであれば、社会人留学もあり。
やりたいことをやるのが一番です。でないと、後悔するので。
また好きなことをした方が成長が早いです。嫌々やるよりも吸収するスピードが圧倒的に早いので。
結論、やりたいことをやりましょう。
まとめ|大学卒業後に留学しても就職できる
大学卒業後に留学しても就職できます。
英語ができれば、就職先は増えますし、スキルが増えれば、就職にも有利。
しかし、留学中努力しなければ、英語も上達しないですし、スキルも増えません。
つまり、目標や目的達成のため、行動し続けることが大切。
留学したいのであれば留学しましょう。
でないと、後悔します。
好きなことに向かって行動するのが成長への近道。
自分の気持ちを大切に。
大卒後にワーホリ予定だけど、帰ってきてから就職できるかな...