
本記事ではそんな悩みを解消します。
・カナダとオーストラリアのデメリット
・カナダとオーストラリア、ワーホリするならどっち?
人気の留学先カナダとオーストラリア。どっちに行こうか迷う人は多いのではないでしょうか。
実際、私も迷いました。最終的には、暖かい気候にひかれオーストラリアに決定。
しかし、その後、カナダでもワーホリを経験。
そして、ニュージーランドでもワーホリを経験し、合計3ヶ国でワーキングホリデーを経験しました。
それぞれの国に実際住んでみて、わかったことがあります。それは、それぞれの国にはそれぞれの良さがあり、デメリットもあるということ。
本記事では、そんな自身の経験をもとに、カナダとオーストラリアを比較し、それぞれの特徴を解説します。
留学先を決める方法もあわせて解説。
オーストラリアとカナダで迷っている人、留学先を決めかねている人、必見です。
■目次
カナダとオーストラリアの比較

さっそくカナダとオーストラリアを比較していきましょう。
比較まとめ
それぞれの国の特徴をまとめました↓
カナダ | オーストラリア | |
面積 | 日本の約27倍 | 日本の約20倍 |
時差 | -17時間(バンクーバー) (サマータイムはー16時間) | +1時間(シドニー) (サマータイムは+2時間) |
気候 | 日本と季節は同じ 日本より寒い(場所によっては冬ー20℃以下になることも) | 日本と季節が逆 日本より暑い(場所によっては夏40℃超えることも) |
治安 | 世界治安ランキングトップ20に入るぐらい安全 | 世界治安ランキングトップ20に入るぐらい安全 |
物価 | 日本とそこまで変わらない 1カナダドル=約87円 | 日本とそこまで変わらない 1オーストラリアドル=約85円 |
留学費用 | 月約20万(ホームステイと授業料) | 月約20万(ホームステイと授業料) |
給料(最低時給) | 約1300円 ※州により異なる | 約1700円 |
英語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
ビザの期間 | 観光ビザ|6ヵ月 学生ビザ|学校に通う期間 ワーホリビザ|1年 | 観光ビザ|3ヶ月 学生ビザ|学校に通う期間 ワーホリビザ|1年 |
アクティビティ | スキーやスノーボードなど冬のスポーツがメジャー | ダイビングやシュノーケリングなど夏のスポーツがメジャー |
特徴を詳しく解説していきます。
面積
いずれの国も日本よりかなり大きいです↓
カナダ | オーストラリア | |
面積 | 日本の約27倍 | 日本の約20倍 |
いずれも国土が大きく、発達している都市もたくさんあるので、国内旅行を楽しめます。
オーストラリアであれば、ニュージーランド旅行が気軽にできます。
時差
時差はカナダとオーストラリアで大きく異なります↓
カナダ | オーストラリア | |
時差 | -17時間(バンクーバー) ※サマータイムはー16時間 | +1時間(シドニー) (サマータイムは+2時間) |
カナダは結構な時差があり、オーストラリアはあまり時差がありません。
そのため、日本とつながりやすいのはオーストラリアといえます。
気候
気候もカナダとオーストラリアでかなり異なります↓
カナダ | オーストラリア | |
気候 | 日本と季節は同じ 日本より寒い(場所によっては冬ー20℃以下になることも) | 日本と季節が逆 日本より暑い(場所によっては夏40℃超えることも) |
アクティビティ | スキーやスノーボードなど冬のスポーツがメジャー | ダイビングやシュノーケリングなど夏のスポーツがメジャー |
季節はカナダは日本と同じ、オーストラリアは日本の逆です。つまり、日本の夏の時期はオーストラリアでは冬。
そして、カナダは日本より寒く、オーストラリアは日本より暑いです。
カナダのトロントだと、冬に‐20℃以下になることも。オーストラリアのシドニーだと、夏に40℃以上になることもあります。
アクティビティ
気候が異なるため、メインのアクティビティも異なります。
カナダはウィンタースポーツがメジャーで、オーストラリアはマリンスポーツがメジャーです。
気候で国を決めるのもありです。
実際、私は気候でオーストラリアを選びました。
治安
いずれの国も、安全な国として認識されています↓
カナダ | オーストラリア | |
治安 | 世界治安ランキングトップ20 | 世界治安ランキングトップ20 |
とはいえ、スリなどは日本より多いので、注意が必要です。
高価なものは極力持ち歩かないようにしましょう。
物価
物価はそこまで変わりません↓
カナダ | オーストラリア | |
物価 | 1カナダドル=約87円 | 1オーストラリアドル=約85円 |
物価は為替によりますが、現段階だといずれの国も、日本との差をそこまで感じません。
留学費用
留学費用もそこまで変わりません↓
カナダ | オーストラリア | |
留学費用 | 月約20万(ホームステイと授業料) | 月約20万(ホームステイと授業料) |
学校やコース、為替にもよりますが、カナダとオーストラリアの留学費用はそこまで変わりません。
給料
給料には大きく差があります↓
カナダ | オーストラリア | |
賃金(最低時給) | 約1300円 ※州により異なる | 約1700円 |
最低賃金はオーストラリアの方が高いので、稼ぐのであればオーストラリア。
オーストラリアであれば学生ビザでも働けます。
そのため、チップが多いところでは、オーストラリアと同じくらい稼ぐことも可能。
英語
英語はそれぞれベースが異なります↓
カナダ | オーストラリア | |
英語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
カナダはアメリカ英語、オーストラリアはイギリス英語がベースになっています。
そのため、発音や使用する英単語が少し異なります。
ビザ
ビザについても少し異なります↓
カナダ | オーストラリア | |
ビザの期間 | 観光ビザ|6ヵ月 学生ビザ|学校に通う期間 ワーホリビザ|1年 | 観光ビザ|3ヶ月 学生ビザ|学校に通う期間 ワーホリビザ|1年 |
カナダの場合、観光ビザでも6か月の滞在が可能。
オーストラリアの場合、条件を満たせば、セカンドワーホリ、サードワーホリが取得できます。
結論|カナダもオーストラリアもワーホリしやすい環境
カナダとオーストラリアに共通しているポイントです↓
・日本より時給が高い
・治安がいい
結論、いずれの国もワーホリしやすいです。
実際、私は両方の国でワーホリしましたが、どちらの国も良かったです。


カナダとオーストラリアのデメリット

下記がそのデメリットです↓
カナダ | オーストラリア | |
デメリット | ・ワーホリビザに枚数制限がある ・学生ビザでは働けない ・雨の日が多い | ・英語が訛っている ・家賃が高い ・水不足 |
それぞれ詳しく解説します。
カナダのデメリット
・学生ビザでは働けない
・雨の日が多い
①:ワーホリビザに枚数制限がある
カナダのワーホリビザは発行数に制限があります。
そのため、発行数を満たすと、その年はワーホリビザが取得できなくなります。
しかし、オーストラリアの場合、制限がありません。
②:学生ビザでは働けない
カナダの場合、学生ビザでは働けません。
正確には、専門学校や大学などに通う場合であれば働けますが、語学学校のみであれば働くことはできません。
しかし、オーストラリアでは語学学校のみでも働くことが可能です。
③:雨の日が多い
カナダは雨の日がかなり多いです。
例えばバンクーバーであれば、年間の雨や雪の日の数は約160日。
そのため、気分が落ち込みやすいと言われています。
逆にオーストラリアのゴールドコーストであれば、雨の日は約60日。晴れの日がかなり多いです。
オーストラリアのデメリット
・家賃が高い
・水不足
①:英語が訛っている
オーストラリア英語は訛っています。
代表的な訛りは、「エイ」の発音が「アイ」。Nameは「ネイム」ではなく「ナイム」。
しかし、訛りが強いのは田舎で、シドニーやメルボルンといった都市部に住めばスタンダードな英語が学べます。
カナダであれば、田舎でも訛りはありません。
②:家賃が高い
オーストラリアは家賃が高いです。特にシドニーやメルボルン。
シドニー市内で一人部屋のシェアハウスを探すと、少なくとも月約AU$1200します。
カナダのバンクーバーだと、約CA$800。つまりオーストラリアの家賃はカナダの約1.5倍です。
英語ができれば、時給2000円や3000円などの仕事も見つけることができるので、今から準備しておきましょう。
③:水不足
オーストラリアでは砂漠エリアも多く、水不足がよく問題になります。
そのため、シャワーの時間制限を設けているホストファミリーやシェアハウスもあったりします。
水の使用量に敏感なので、注意する必要があります。
ワーホリではそのような気づきを得ることができるので、国の違いを前向きにとらえていきましょう。


カナダかオーストラリア、ワーホリするならどっち?

結論、答えは人によります。
なぜなら、人それぞれ好みが違うからです。
例えば、寒いところが好きな人が、オーストラリアに行っても、暑さが嫌になります。
また逆に、暑いところが好きな人が、カナダに行っても凍えてしまいます。
では、どうやって、カナダかオーストラリアを決めれば良いのか。
留学先の決定方法
その方法はいたってシンプルです↓
2.その好みに合わせて国や都市を比較する
1.自問自答し自分の好みを知る
まずは自問自答し自分の好みを知りましょう。
自分の好みを知らなければ、自分に合った留学先を見つけることができないからです。
自問自答とは、自分で自分に質問すること。
国や都市比較の前に、自分はいったい何が好きなのか自問自答してください↓
・都会が好きなのか、田舎が好きなのか
・自然が大好き、雪山で過ごしたい
・ビーチで毎日過ごしたい
・おしゃれな場所で生活したい
・アルバイトしてみたい
・バンジージャンプしてみたい
好みは人それぞれ。
正解・不正解はないので、自分の気持ちに正直になりましょう。
希望や好みが多ければ多いほど、留学先の選択肢はしぼれます。
そのため、できる限り多くの希望や好みを見つけましょう。
まずは自分の好みを知りましょう。
2.自分の好みに合わせて国や都市を比較する
自分の好みを知った後は、その好みをベースに国や都市を比較しましょう。
そうすることで、自分に合った国や都市を見つけることができるからです。
例えば、下記↓
・寒いほうがいい、自然好き、ある程度都会→カナダのバンクーバー
上記のように、自分の好みに合わせて国や都市を比較し決定。
そうすれば、後悔する可能性はグッと低くなります。
繰り返しになりますが、まずは自分の好みを知り、その好みに合わせて国や都市を比較しましょう。
語学学校の選び方
留学先と同じように、語学学校も同じように選べます↓
2.その希望や好みに合わせて学校を比較
語学学校の選び方や注意点は下記記事で詳しく解説しているので、ご参考にどうぞ↓
まとめ|自分の好みに合わせてカナダとオーストラリアを比較

カナダとオーストラリアにはそれぞれの良さがあります。
共通点もありますし、全く違う部分もあります。
デメリットもあります。
まずは自問自答しましょう。
自分はいったい何が好きなのか。
そして、自分の好みに合わせて、国や都市を比較。
そうすれば、後悔する可能性はグッとさがります。
他人ではなく、自分で決める。
後悔しないワーホリを。