「外資系企業で働くメリットって何なんだろう...」
「外資系で働いてみたい、でもデメリットもあるのかな...」
外資系企業のメリットとデメリット、気になりますよね。
本記事では下記を解説します。
・外資系企業のデメリット
・外資系企業で働くために必要なスキル
私は外資系企業で約10年間働いていました。転職も数回行い、合計3社の外資系企業で働いてきました。
そしてわかったことがあります。
どの外資系企業にもメリットとデメリットがあるということ。
本記事では、そのメリットとデメリットをまとめました。あわせて、外資系企業で必要なスキルも解説します。
外資系企業で働くことに興味がある方、必見です。
■目次
外資系企業のメリット

さっそく、外資系企業のメリットから。
下記がメリットです↓
・賞与や昇進のチャンスが多い
・自由な働き方
・異文化を知れる
・有給が取りやすい
ひとつずつ解説します。
メリット①高収入

外資系企業は高収入です。
外資系企業の平均年収は約800万、日本の平均年収は約400万。外資系は日本の平均年収の約2倍。
と聞くと、かなり魅力的ですよね(笑)
実際、私が働いていた外資系企業でも、業界平均の1.5倍くらいの年収でした。
給料が高い理由としては、少数精鋭や有期雇用が挙げられます。少人数なので1人分の給料が高く、終身雇用ではないので期間的に給料を高くできる。
メリット②昇給や昇進のチャンスが多い
外資系企業は賞与や昇進のチャンスが多いです。
なぜなら、外資系は実力主義がほとんどなので。
日系企業の場合、年功序列が主流ですが、外資系企業は実力主義。
年齢ではなく実力ベースなので、実力があれば、昇給したり昇進したり、チャンスが多いです。
私の場合、営業をしていましたが、売り上げがあがった翌年は年収が150万円アップしました。日本の企業だと、そんな一気に年収あがらないですよね(笑)
メリット③自由な働き方
リモートワークやフレックスタイム制など、自由な働き方も外資系企業のメリットの一つ。
外資系企は実力主義なので、結果さえ出していれば、働き方は自由なところが多いです。
私が働いていた外資系企業3社ともリモートワークが当たり前でした。
メリット④異文化を知れる

外資系企業では異文化を知ることができます。なぜなら、外資系は多国籍な職場が多いので。
多国籍な場合、その国の文化や商習慣を知ることができます。
また、コミュニケーションが英語や多言語の場合、語学力の向上にも繋がります。
私が働いていた会社も多国籍で、アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、カナダ人、ニュージーランド人、タイ人、韓国人、中国人、サウジアラビア人、トルコ人、ブラジル人、コロンビア人...あげればキリがないくらい多国籍でした。
いろいろな国の人がいる職場だと、いろいろな国の特徴を知ることができます。イギリス人はきっちりしてるな、ブラジル人は話すと止まらないな、とか(笑)
メリット⑤有給が取りやすい
外資系企業は有給が取りやすいです。
理由としては実力主義と多国籍な部分が挙げられます。
実力主義なので、結果を出してる限り自由な環境。また多国籍なので、日本特有の空気をよむ文化は強くない。
周りの目を気にせず、私も遠慮なく有給とってました(笑)
外資系企業のメリットは多数。
しかしデメリットもあります。
下記で解説します。
外資系企業のデメリット

下記がデメリットです↓
・リストラが多い
・プレッシャー
・苦労が多い
・孤独
ひとつずつ解説します。
デメリット①住宅手当がない
デメリットの1つ目は住宅手当。
外資系企業は住宅手当がないところがほとんど。
基本給が高めに設定されているのが理由の1つのよう。
現に私が働いていた外資系3社とも、住宅手当はありませんでした。
デメリット②リストラが多い
外資系企業はリストラが多いです。実力主義なので、結果が出せなければ、リストラされる可能性が高い。
また、外資系は企業間同士の合併や買収が多く、その影響で部門がなくなり、リストラされることもあります。
そのため、外資系は日系よりもリストラが多い。
私も数え切れないくらいの人がリストラされるのを見てきました。
部門縮小のため、最終的には自分もリストラを経験しました(笑)
デメリット③プレッシャー

日系と比較すると外資系はプレッシャーを感じやすいです。
なぜなら、実力主義なので、結果を出さなければボーナスがなかったり、リストラされるので。
日系だとある程度のことをこなしていれば、ボーナスが出たり、リストラされることはないですが、外資系では自分のパフォーマンスがダイレクトで自分に跳ね返ってきます。
なので外資系にプレッシャーはつきもの。
デメリット④苦労が多い
外資系企業は苦労が多いです。
例えば、多国籍な環境の場合であれば、まず言語を覚える必要があります。共通言語が話せないと、コミュニケーションがとれないので。
日本人のみの環境であれば、そんな苦労ないですよね。
他国の文化や価値観、マナーなども知る必要があります。各国の当たり前を知らないと分かり合えないし、ぶつかったりするので。
日本人同士だと、そんな苦労必要ないですよね。
デメリット⑤孤独

外資系企業は孤独を感じやすい。
理由としては、チームとしてよりも個人の結果を求められる場合が多いので。
また、自由な働き方が主流なので、オフィスの決まった時間や決まった場所に同僚や上司がいるわけではないので、孤独を感じやすい。
外資系企業にはメリットとデメリットがありますが、デメリットも経験としてとらえれば成長に繋がります。
成長したい、やっぱり外資系で働きたいという方へ、外資系企業で働くために必要なスキルを下記で解説します。
外資系企業で働くために必要なスキル

必要なスキルです↓
・自己主張
・コミュニケーション能力
ひとつずつ解説します。
スキル①自ら行動
外資系は実力主義、なので実力を示す必要があります。
実力を示すには、受け身ではなく、自ら行動し、より良い結果を求めていく姿勢が大切。
なぜなら、言われたことをやっているだけでは、そこまで評価が上がらないので。
例えば、営業で売り上げ月1000万がターゲット。
1人が言われた通り月1000万円達成。もう1人は月5000万円を達成。
どちらが評価されますか?
後者ですよね。
期待値を超えると評価されます。実力が認めれます。
なので、受け身ではなく、自ら行動し、より良い結果にコミットすることが大切。
スキル②自己主張
外資系企業では自己主張も必要なスキル。
なぜなら、実力主義、多国籍な環境なので。
実力主義なので、謙遜ではなく、自分がやったことをアピールする必要があります。
多国籍な環境なので、日本特有の空気をよむ文化は弱く、自己主張する必要があります。
黙っていると、意見なし、やる気なし、と判断されることも少なくないので、自己主張は大切。
スキル③コミュニケーション能力

外資系では自己主張だけでなく、相手を理解することも大切。
つまり、コミュニケーション能力が必要。
自分の思いを伝えるだけでは、意見がぶつかりやすいので。
自分の思いを伝え、相手のことを理解し、意思疎通できると、物事が前向きに進みます。
逆に相手を理解しようとせず、自分の当たり前を一方的に押し付けた場合、議論が平行線上になることが多い。
その場合、余分な時間をロスしますし、良いものが生まれません。
外資系企業は多国籍だったり、個性豊かな人が多いので、意見が対立することは多い。
なのでコミュニケーション能力は必要なスキル。
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まとめ|外資系企業のデメリットも経験としてとらえればメリットになる

外資系企業にはメリットもデメリットもあります。
メリットのみで就職や転職を決めてしまうのは危険。
デメリットもしっかり考慮。
しかし、デメリットも経験としてとらえれば、成長につながります。
なので、最終的にはメリットになる。
という考え方です。私は(笑)
経験しなければ、なにもわかりませんし、変わりません。
経験すれば成長できます。
行動しましょう。