「外資系企業ってどんな企業なんだろう...」
「外資系に就職するには何が必要なのかな...」
興味はあるけど、わからないことが多い外資系企業。
本記事では下記を解説します。
・外資系企業のメリットとデメリット
・外資系企業に必要なスキル
・英語できない人は外資系企業で働けない?
・外資系転職の失敗と注意点
・外資系企業の探し方
私は外資系企業で7年間ほど働いていました。
しかし、働く前はわからないことばかり。
そんな過去の自分と同じように悩んでいる方の不安を解消できればと思い、本記事を作成しました。
外資系企業に興味のある方、必見です。
■目次
外資系企業とは?
外資系企業の定義ですが、経済産業省のWebには下記の記載があります↓
- 外国投資家が株式又は持分の3分の1超を所有している企業であって、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業
- 外国投資家が株式又は持分の3分の1超を所有している国内法人が出資する企業であって、外国投資家の直接出資比率及び間接出資比率の合計が、当該企業の株式又は持分の3分の1超となり、かつ、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業
外資系企業とは簡単に言うと?
簡単に言うと、外資系企業とは外資で成り立っている企業。
外資とは外国のお金なので、つまり、外国人が出資して作った会社のことです。
外資系企業と日系企業
外資系企業の反対語として「日系企業」という言葉が使われます。
日系なので、日本人が主に出資して作った会社のこと。
外資系企業の種類
外資系企業にはいくつか種類があります↓
・外国企業が日本企業を買収
・外国企業が日本企業と共同で会社を設立
種類①外国企業が日本で会社を設立
外国企業が日本マーケットを拡大するため、日本に会社を設立。
外資系のイメージですよね。
有名どころではグーグルやルイヴィトン。
種類②外国企業が日本企業を買収
最近よく聞きますよね。日本企業の業績が悪化し、外国企業に買収される。
有名どころでは2016年にシャープが鴻海に買収され、外資系企業となりました。
種類③外国企業が日本企業と共同で会社を設立
あまり聞かない種類ですが、外国企業が日本企業と共同で会社を設立。
有名どころでは日本マクドナルドや味の素ゼネラルフーヅ。
外資系企業についてわかったけど、けっきょく外資系の何が良いの?
と気になる方も多いのでは。
下記で外資系企業のメリットとデメリットを解説します。
外資系企業のメリットとデメリット
外資系企業にはメリットとデメリット両方あります。
外資系企業のメリット
1番のメリットは高い年収。
外資系企業の平均年収は約800万円、日本の企業の平均年収は約400万円。外資系は日本の約2倍。
魅力的ですよね。
外資系企業のデメリット
1番のデメリットはリストラが多いこと。
外資系は実力主義なので、実力がなければリストラになる可能性が高いです。
また外資系は企業間の買収や合併が多いので、それらに伴う部門縮小によるリストラもあります。
デメリットもメリットになる
誰しもリストラを経験したくないですよね。
しかし、経験すると成長します。経験値が増えるので。
私は外資系でリストラを経験しタフになりました(笑)
なので、デメリットもメリットになり得ます。
外資系のメリットとデメリットをもっと知りたい方は下記記事をご覧ください↓
デメリットもメリットになるのであれば、外資系で働くしかないですよね(笑)
次に、外資系企業に必要なスキルを解説します。
外資系企業に必要なスキル
外資系企業に1番必要なスキルは、自ら考え行動し結果を出すということ。
なぜなら、外資系企業は実力主義なので。
外資系企業は年功序列ではなく実力主義がほとんど。実力が求められます。
実力を証明するには、受け身ではなく、自ら行動し、結果を出す必要があります。
自ら行動し実力を証明
自ら行動し実力を証明と言われても、何をすればわからなかったりしますよね。
ポイントは期待値を超えるということ。
売上ノルマ月1000万と言われたら、1000万を目指すのではなく、1000万以上の2000万、3000万、1億をめざす。
期待されている以上の成果を上げることを常に考え行動。そして結果を出せば、実力を証明できます。
始めはできなかったとしても、行動し続ければ、実力はついてきます。
スピード感で実力を証明
実力を証明するにはスピード感も大切。
外資系企業は生産性を重視するので、スピード感も大切な要素。
例えば、1週間後までに資料提出を頼まれたら、3日後に提出。
もちろん質は高い方がいいですが、練りに練ったものをぎりぎりに提出するよりも、ある程度できあがった状態のものを素早く提出したほうが効果的。
事前に提出すれば、希望を聞いて期日までに修正も可能なので効率的。
外資系企業に必要なスキルをもっと知りたいという方は下記記事をご覧ください。
外資系のメリットとデメリットとともに必要なスキルを記載してます↓
次に、多くの人が疑問に思う「外資系の英語」について解説します。
英語できない人は外資系で働けない?
さっそく、結論から。
英語できない人でも外資系で働けます。
なぜなら、英語を必要としない職場もあるので。
現に「外資系 求人 英語不要」でググれば、求人広告がヒットします。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
英語ができないと不利
しかし、外資系企業で英語ができないと不利です。
まず求人の数。英語を必要とする外資系の求人のほうが圧倒的に多いので、英語ができないと不利。
次に昇進。外資系企業なので上の立場の人は外人が多く、英語ができないと昇進のチャンスを逃す可能性が高い。
なので、英語はできたほうが圧倒的に有利。
必要な英語力
どれくらいの英語力が必要かというと、外資系企業で働くには少なくともTOEIC700点以上が必要と言われています。
TOEIC900点以上や英検1級を取得していれば、ほとんどの企業で求められている英語力を満たすことができるので、制限なく働きたいのであれば、TOEIC900点以上を目指しましょう。
英語力を身につけ、外資系企業の仕事が見つかり、無事転職。
けど、すぐに退社...
そんな方も少なくないです。
下記で、外資系転職の失敗と注意点を解説します。
外資系転職の失敗と注意点
外資系転職になぜ失敗するのでしょうか。
原因を知り対応すれば、失敗は防げます。
外資系転職の失敗の原因
外資系転職が失敗だったと感じる原因の多くは理想と現実のギャップ。
想像していたものと違った...
期待していたものと違った...
理想と現実のギャップが大きいとストレスがたまり、失敗だったと感じる。
結果、退社してしまう。
外資系転職の注意点
失敗しないためには、理想と現実のギャップをなくす。
ギャップをなくすには、事前に理想を現実に近づけることが大切。なので、疑問があれば入社前に企業の担当者に必ず質問。
多くの人がギャップを感じるポイントは、仕事内容、労働時間、給与やボーナス、人間関係。なので、少なくともこの4つは入社前に確認。
入社前にそんなこと聞いていい?と躊躇する方もいますが、聞いた方がいいです。
雇う側も長く働いてほしいので。どの企業もすぐに辞める人は雇いたくないので。
注意点を理解した後は、実際に求人を探すのみ。
下記で、外資系企業の求人の探し方を解説します。
外資系企業の求人の探し方
探し方は大きく分けて3つ。
・企業のホームページ
・転職エージェント
ひとつずつ解説します。
求人の探し方①求人サイト
誰しも知っている方法ですよね。求人サイトで求人を探す。
しかし、外資系企業の場合、英語で求人広告を出している企業も少なくないので、英語版の求人サイトで探すのもオススメ。
私はLinkeInを利用していました。
LinkedInはFacebookのビジネス版のようなもので、自分の職歴などを入力しアカウントを作成。自分で求人も探せますし、企業側からヘッドハンティングがあったりします。
求人の探し方②企業のホームページ
求人サイトには求人広告を出さず、自社のホームページで求人を募集している外資系企業も少なくないです。
希望の外資系企業があるのであれば、直接ホームページを確認しましょう。
求人の探し方③転職エージェント
転職エージェントを利用するのも一つの方法。
自分で交渉しにくい給料などを交渉してくれたりします。
全て利用してみて、自分に合ったもので探しましょう。
まとめ|外資系企業では前向きに自発的に行動することが大切
外資系企業とは外国人が出資して設立した会社。
なので、上の立場の人が外国人だったり、働いている人が外国人だったり。
結果、英語はできたほうがいい。
外資系にはメリットだけではなくデメリットも。
しかしデメリットを経験としてとらえれば、成長できるので、前向きな考え方も大切。
また、外資系では実力主義がキホンなので、受け身ではなく自発的な行動が必要。
結論、外資系企業では前向きに自発的に行動することが大切。
外資系で働きたい...その気持ちが強いのであれば、チャレンジしましょう。
行動すれば、成長できます。