「海外のリモートワークってどんな感じなんだろう...」
「海外でリモートで働くにはどうすればいいのかな...」
海外のリモートワーク、気になりますよね。
本記事では下記を解説。
・海外のリモートワークに必要なもの
・日本で海外企業のリモートワーク
日本でも浸透してきたリモートワーク。海外でのリモートワークの状況は?
リモートワーク歴6年以上の筆者が、海外のリモートワークの状況やリモートで働く方法を解説します。
海外のリモートワークに興味のある方、必見です。
■目次
海外のリモートワークの状況
早速、海外のリモートワークと日本を比較していきます。
リモートワークが海外でどれくらいメジャーな働き方なのか、実際に求人の数を比較しました。
日本のリモートワークの求人の数
仕事を探す時、日本だと求人サイトを確認しますよね。
有名な求人サイト、リクナビやマイナビ、Indeedで実際にリモートワークの求人の数を検索してみました↓
リモートワークの求人の数 | 求人の総数 | リモートワークの割合 | |
リクナビNEXT | 約500 | 約4万 | 1.3% |
マイナビ転職 | 約100 | 約7500 | 1.3% |
Indeed | 約5000 | 約250万 | 0.2% |
結果はどのサイトでも、リモートワークの割合は全体の2%未満。
少ない割合ですよね。
海外ではどれくらいの割合なのか?
世界的に有名な求人サイトIndeedをベースに、北米やオセアニア、ヨーロッパ、アジアなどで確認していきます↓
アメリカの求人
アメリカで有名な求人サイトGlassdoorとIndeedで確認↓
リモートワークの求人の数 | 求人の総数 | リモートワークの割合 | |
Indeed | 約10万 | 約250万 | 4% |
Glassdoor | 約3万 | 約73万 | 4.1% |
結果、アメリカは日本より多い割合。
Indeedのみで比較すると、日本の20倍の割合でリモートワークが多い。
オーストラリアの求人
オーストラリアで有名なSEEKとIndeedで確認↓
リモートワークの求人の数 | 求人の総数 | リモートワークの割合 | |
Indeed | 約5000 | 約5万 | 10% |
SEEK | 約3000 | 約6万 | 5% |
リモートワークは、オーストラリアでも日本より多い割合。
Indeedのみだと、日本の約50倍。
イギリスの求人
イギリスで有名なreedとIndeedで確認↓
リモートワークの求人の数 | 求人の総数 | リモートワークの割合 | |
Indeed | 約14000 | 約17万 | 8.2% |
reed | 約15000 | 約11万 | 13.6% |
イギリスでも日本より多い割合。
Indeedのみで比較すると、日本の約40倍。
シンガポールの求人
シンガポールで有名なJobstreetとIndeedで確認↓
リモートワークの求人の数 | 求人の総数 | リモートワークの割合 | |
Indeed | 約1000 | 約63000 | 1.6% |
Jobstreet | 約1000 | 約30000 | 3.3% |
シンガポールでも日本より多い割合。
Indeedで比較すると日本の約16倍。
まとめ|海外の方がリモートワーク率は高い
主要な先進国のリモートワークの求人の数を比較してみましたが、結果、海外の方がリモートワーク率は高い。
理由としては、日本よりも海外の方が生産性の向上や業務効率の向上を重要視していることが挙げられます。
満員電車にのっても、ミーティングの回数を増やしても生産性はあがらないですよね。
逆に下がることのほうが多いかと(笑)
なので、もしリモートワークを希望するのであれば、海外の方がチャンスあり。
では実際に海外でリモートワークするには何が必要?
と気になる方も多いのでは。
下記で必要なもの解説します。
海外のリモートワークに必要なもの
海外のリモートワークに必要なものです↓
2.インターネット
3.結果
ひとつずつ解説します。
①ビザ
海外で働くには働けるビザが必要になります。
ビザとは査証のことで、簡単に言うと滞在許可証で、他国に入国する時や滞在する時に必要になります。
観光するなら観光ビザ、勉強するなら学生ビザ、働くときには働けるビザが必要になり、なければその国で法的に働くことができません。
なので、海外でリモートワークするにはまず働けるビザが必要になります。
ビザの例外
しかし、日本を拠点とし、日本でリモートワークしている場合、海外旅行中にその仕事をすることは可能。
なので、そのような場合であれば、観光ビザでも海外でリモートワークすることは可能と考えられます。
一般的に、その国で雇用され収入を得る場合、働けるビザが必要になります。
②インターネット
次にインターネット。日本でも海外でもリモートワークをするには、ネット環境がマスト。
なぜなら、ネット環境がなければ、スタッフやクライアントとリモートでやりとりできないので。
海外は日本よりもネット環境が悪いエリアがけっこうあるので、ネット環境が整っている国や都市を選ぶ必要あり。
③結果
仕事のプロセスよりも結果。海外のリモートワークには結果も必要です。
なぜなら、リモートワークはオフィスに行くわけではないので、結果を出さないと働いていないと認識されるので。
営業なら数字を出す必要がありますし、デザイナーならデザインを提出する必要があります。
日本のリモートワークでも結果は求められますが、海外のリモートワークではより強く求められます。
年功序列ではなく、実力主義な国が多いので。
しかし、逆に、結果を出していれば自由。
朝ゆっくり起きたり、昼寝したり、好きな時に読書したり。
自由に働きたければ、結果にコミット。
働けるビザを取得し、ネット環境を整え、結果にコミットできれば、海外でリモートワークすることは可能。
しかし、他国で働けるビザを取得するのは簡単ではありません。
働けるビザが取得できない場合はどうすれば良いのか?
下記で解説します。
日本で海外企業のリモートワーク
日本で海外企業のリモートワークをすればビザを気にする必要はありません。
日本人が日本で働くのにビザは必要ないので。当たり前ですよね。
私はそのように働いていました。海外の企業につとめながら、日本で働く。
ビザを気にしなくていいので、あとは結果にコミットするだけ。
約6年間ほど働いていましたが、結果を出していれば自由だったので、昼寝もよくしてました(笑)
日本で海外企業のリモートワークをする方法
日本にオフィスを持たない海外企業につとめることができれば、オフィスがないので自動的にリモートワークになります。
世界展開している企業の中には、各国にオフィスを持たないけども、各国でスタッフを雇っている企業があります。
そういった企業で働くことができれば、日本で海外企業のリモートワークが可能。
日本にオフィスを持つ海外企業、いわゆる外資系企業でもリモートワークをすすめている企業はあります。
しかしオフィスがあれば、オフィスで働く可能性はあるので、リモートワークしたいのであれば、オフィスを持たない海外企業の方が確実。
海外企業のリモートワークの探し方
海外企業のリモートワークの探し方は、求人サイトを利用するのが一般的。
本記事の序盤で利用したIndeedでも可能です。
しかし海外企業のリモートワークなので、日本語ではなく英語。もしくは他の言語。
そのため、英語や他言語で求人を探したほうが海外企業のリモートワークは見つかりやすいです。
海外企業のリモートワークの求人サイト
Indeedでも検索可能ですが、「Remote work jobs」「work remotely jobs」「work from home jobs」などでググれば求人サイトは結構でてきます。
世界的に有名なのはIndeedやWe Work Remotely、あとはLinkedIn。
私の場合は、LinkedInを利用してました。
LinkedInを簡単に言うと、ビジネス版のFacebookです。
ビジネス関係のつながりが増え、つながりから仕事のオファーがあったりしますし、求人広告も結構あります。
海外企業のリモートワークをする時の税金
海外企業のリモートワークの税金(所得税など)は、日本に住んでいる場合、日本で支払う必要があります。
また海外でも税金が課せられる場合があり、その場合2重課税となります。
逆に海外から日本企業のリモートワークをしている場合でも、2重課税になる場合があります。
誰しも2重で税金を払いたくないですよね。
まとめ|海外のリモートワークは日本よりチャンスあり
海外のリモートワーク率は日本より高い。
なので、リモートワークを希望するなら、海外で働くのもあり。
ビザの取得が難しければ、日本で海外企業のリモートワークするのもあり。
リモートワークは、働いている姿が見えない分、結果が求められます。
しかし、結果を出せば、自由に働けます。
自由な働き方を求めているのであれば、リモートワークはおすすめ。
海外のリモートワークがしたいのであれば、やってみましょう。
成功しても失敗しても、チャレンジすれば、経験値は必ず上がります。