本記事ではこんな悩みを解決します。
海外で働くことに興味がある人は多いのではないでしょうか。
しかし、海外で働いたほうがいいのか、日本で働いたほうがいいのか、迷いますよね。
そこで、本記事ではオーストラリア・カナダ・ニュージーランドの3ヵ国で合計約7年以上働いたことのある筆者が、そのメリットとデメリットを解説します。
この記事を書いた人
もともとは理系出身、工場勤務、英語力ゼロ...
英語を学び、できるようになり、人生変わりました!!
あわせて、海外就職すべき理由とするために必要なものも解説します。
日本で働くか海外で働くか迷っている人、必見です。
海外で働くメリット
さっそく、海外で働くメリットから解説していきます。
下記がそのメリットです↓
2.自信がつく
3.残業が少ない
4.フレンドリー
5.英語が上達
6.かっこいい
7.物価が安い
8.海外旅行しやすい
9.異文化を知れる
10.健康になる
ひとつずつ詳しく解説します。
①:視野が広がる
私が一番強く感じたメリットです。海外で働くと視野が広がります。
理由は、海外の当たり前を知ることができるからです。
日本で生まれ、日本で育ち、日本でずっと生活していると、日本が当たり前になります。
しかし、日本の当たり前が海外では当たり前ではなかったりします。
例えば、各国の接待の文化↓
・中国人はアルコールなしでランチ接待が多い
・オーストラリア人はランチミーティングで飲んだり
上記のように、各国文化が異なります。
世界の当たり前を知ることで、日本が当たり前でないと実感することができます。
そして、ものごとをグローバルな視点で考えられるようになります。
結果、海外で働くと視野が広がる。
②:自信がつく
海外で働くと自信がつきます。
なぜなら、一度海外で働くと、どこでも働ける感覚になってくるので。
私の場合、海外で働くまでは「海外で本当に働けるかな」と不安でした。
しかし、オーストラリアで働き始めてからは、どこでも働ける感覚になり、その後カナダやニュージーランドでも働きましたが、不安はありませんでした。
どこでも働ける自信がつくと、日本以外も選択肢になるので、仕事の可能性が広がります。
③:残業が少ない
日本と比較すると海外は残業が少ないです。
世界的に有名なアメリカのセキュリティ会社Kisiが、残業が多い都市ランキング2019を発表しました。
Best Cities for Work-life balance 2019| Kisi
残業が多い都市ランキング上位3位です↓
2位 シンガポール
3位 ワシントン
確かに、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドで働いていたときは残業が少なかった、というか全くありませんでした。
海外は残業が少ないので、自分の時間をもっと大切にできる。
④:フレンドリー
海外の職場はフレンドリーです。
理由は、日本特有のマナーや敬語がないので。
実際、尊敬語や謙譲語、丁寧語などを使うと、少し壁ができてしまいますよね。
しかし英語環境の場合、言葉が比較的フラットなので、同僚や上司と話す時にそこまで言葉を変えません。
なので、海外の職場はフレンドリー。
⑤:英語が上達
海外で働くと英語が上達します。
仕事で英語を使用するからです。
事実、私はビジネス英語を学んだことはありませんが、働きながらできるようになりました。
英語圏以外であれば、その国の言語が上達します。
つまり、海外で働くと、語学力が上達。
海外で働きたいなら、今から英語力を身につけましょう。
ある程度の英語力がないと、仕事の選択肢が狭まるからです。
また、現地の生活で苦労する可能性もあります。
逆に、英語力があれば、応募できる仕事の数が増え、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
英語力を上達させるには、オンライン英会話がおすすめです。
海外で働くのに必要な実践的な英語力を鍛えることができるからです。
また、ネット環境があれば、どこでもレッスンを受けることができます。
さらに、店舗型の英会話スクールと比較すると料金は1/10以下と格安。
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⑥:かっこいい
海外で働くのってシンプルにかっこよくないですか?
・ロンドンで仕事
・シドニーで仕事
・バンクーバーで仕事
上記をかっこいいと感じる人は少なくないはず。
私の場合、海外で働くのがかっこいいと思い、憧れがモチベーションに繋り、海外で働くことを実現できました。
なので、海外で働くことがかっこいいのもメリットw
⑦:物価が安い
日本と比較すると、海外は物価が安いです。
世界的に有名なニュースチャンネルCNNが世界で最も物価が高い都市ランキング2020を発表しました↓
World's most expensive cities in 2020 to live in | CNN Travel
ランキング1位は大阪、同率一位でシンガポールと香港。8位に東京。
トップ10に日本の2都市が入るくらい、日本は物価が高いです。
なので、海外で働くことができれば、生活費を抑えることが可能。
⑧:海外旅行しやすい
海外に拠点を置けば、海外旅行しやすいです。
例えば、下記↓
・オーストラリアのシドニーで働いていたら、メルボルンまでの飛行時間は片道1時間30分、費用は往復で約1万前後
上記のように、同国内や近くの国であれば、飛行時間も短いし、費用も安い。
海外旅行しやすいのは、海外で働くメリットのひとつ。
⑨:異文化を知れる
海外で働くと異文化を知れます。
理由は、日本と違うものに触れあう機会が増えるので。
例えば、下記↓
・シェアハウスが当たり前の生活スタイル
・LGBTの祭典
上記のように、海外には日本とは異なる文化があります。
海外で働くことにより、異文化を知れるのもメリットのひとつ。
⑩:健康になる
海外で働くと健康になる?
と聞くと、怪しいかもですが、私は健康的になりました。
理由は、睡眠時間とライフスタイル。海外の方が睡眠時間が長いのと、早寝早起きが主流だからです。
日本は睡眠時間が一番短い国かつ夜型
日本は世界的にみて、一番睡眠時間が短い国だと言われています。
また、日本のライフスタイルは夜型。
日本だと24時間空いているコンビニがどこにでもありますし、居酒屋やスーパー銭湯など、深夜まで営業しているお店もたくさんありますよね。
しかし海外だと逆に、夜遅くまで空いているお店が少なく、朝一で空いているお店が多い。
事実、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、いずれの国でも、ローカルのカフェが朝6時くらいから空いてました。
そのため、ライフスタイルが朝方になり、海外で働くと健康的になれる可能性大。
海外で働くメリットのまとめ
海外で働くメリットのおさらいです↓
2.自信がつく
3.残業が少ない
4.フレンドリー
5.英語が上達
6.かっこいい
7.物価が安い
8.海外旅行しやすい
9.異文化を知れる
10.健康になる
上記のように、海外で働くことにはメリットがたくさん。
どうすれば海外で働けるのか、具体的な方法が気になる方は、下記をご参考にどうぞ↓
海外で働くデメリット
海外で働くデメリットは下記です↓
2.文化の壁
3.リストラ
4.ビザ
5.逆カルチャーショック
6.治安
7.すぐ帰国できない
8.保険が高い
9.家賃が高い
10.日本製品が高い
①:言葉の壁
海外で働くデメリット、まずは言葉の壁です。
なぜなら、英語や他言語では細かいニュアンスを伝えるのが大変だからです。
例えば、下記↓
・仕事の進捗状況を上司に伝える
・サービスの魅力をクライアントに伝える
上記を英語でするのは、難しそうじゃないですか?
日本語だと細かい部分まで伝えられますよね。
しかし他言語だと、細かい部分を伝えるのがなかなか難しい。
そのため、その分苦労します。
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②:文化の壁
海外で働くデメリット、次は文化の壁です。
違う国の人と働く場合、文化が異なるので、一から説明する必要があります。
その分、時間と労力がかかります。
例えば私の場合、多国籍な環境で営業をしていたので、上司に下記を説明する必要がありました↓
日本人だと、当たり前の感覚ですよね。何かを購入する時は、レビュー記事や比較サイトをみてまずはチェック。
しかし、韓国や中国だと即決する人が多かったり。
なので、日本の文化をまず説明する必要があります。文化の壁により一手間増えます。
③:リストラ
海外の企業は年功序列ではなく、実力主義がほとんど。
実力主義なので、実力がなければリストラされます。
実際、私も多くの人がリストラされるのを見てきました。
リストラが多いのも海外で働くデメリットのひとつ。
④:逆カルチャーショック
日本へ帰国し、日本で働いた時に感じるデメリットです。
逆カルチャーショックにより、ストレスを感じます。
例えば、下記のように↓
同僚や上司は外人でしたが、顧客は日本人がメイン。
なので、働く環境が日本社会となり、お客様は神様の精神や上下関係を重んじる文化に戻りました。
そして、海外の自由な働き方とは真逆な働き方になり、どんどんストレスを感じるようになっていきました。
これが、いわゆる逆カルチャーショックです。
私は約3年間、逆カルチャーショックに悩まされました...
上記のように、海外で働き再度日本で働き始めると、逆カルチャーショックを感じる人は多い。
⑤:ビザ
海外で働くためには、ビザが必要になります。
ビザには通常期限があり、期限が切れる前に、その国から出るか、新しいビザを申請する必要があります。
なので、海外で働く場合、期限を考えながら働く必要あり。
日本では期限を考える必要ないですよね。働きたければ働き続けられる。
そのため、ビザは海外で働くデメリットのひとつ。
⑥:治安
日本は世界で最も安全な国のひとつです。世界安全国ランキングでは、日本はいつもトップ10に入ってます。
日本で普通に生活していると、なかなか危険を感じないですよね。
しかし、その国から出て、海外で働くということは、危険が増すということです。
国によっては、治安の悪さがデメリットになることも。
しかし、治安の悪い国、特に発展途上国で働く場合は注意が必要です。
⑦:日本にすぐ帰れない
日本にすぐ帰れないのもデメリットのひとつ。
例えば、下記のようなケース↓
・親友の結婚式に出席予定だったが、悪天候のため、帰国できなかった。
なかなかないケースですが、私は数回経験しています。
日本に大切な人がいるのであれば、帰国した際に思う存分会いましょう。
後悔しないために。
⑧:保険が高い
保険が高いのも、海外で働くデメリット。
日本だと国民保険や社会保険に加入しなければならないですが、保険があれば通常費用の3割程度の負担なので良心的。
海外で働く場合、日本で海外保険に入る人と、その国の保険に入る人がいますが、いずれも日本より高額なケースがほとんど。
なので、保険が高いのもデメリットのひとつ。
よくあるのは歯の治療がカバーされていないケース。そのため、海外では10割負担だったり。
海外で緊急で歯の治療をする状況になり10万払った...みたいな話もあります。
海外で働く前に海外保険やその国の保険内容を確認しましょう。
⑨:家賃が高い
メリットで海外は物価が安いとお伝えしましたが、国や都市によっては日本より家賃が高い場合もあります。
私はシドニーに住んでいた時、市内中心部から徒歩30分のところに住んでいました。
1kで約20㎡、家賃は約15万円。東京の新宿レベル、もしくはそれ以上...
なので、先進国の大都市で住む場合は、家賃に注意が必要。
⑩:日本製のものが高い
海外で物価が安い場合でも、日本製のものが高い場合はけっこうあります。
その理由は日本から輸入されているからです。
例えば、納豆の値段↓
・オーストラリアだと300円くらい
納豆が300円って高くないですか?
日本だと安いのに海外だと結構高いものは少なくありません。
そのため、日本製のものが高いのもデメリット。
海外で働くデメリットのまとめ
海外で働くデメリットのおさらいです↓
2.文化の壁
3.リストラ
4.ビザ
5.逆カルチャーショック
6.治安
7.すぐ帰国できない
8.保険が高い
9.家賃が高い
10.日本製品が高い
海外で働くことにはデメリットも結構あります。
海外で働くべき理由
海外で働くべき理由です↓
・デメリットを経験することで説得力が増す
デメリットは成長につながる
海外で働くデメリットは成長につながります。
その理由は、デメリットを経験することで、経験値が増えるからです。
つまり、デメリットを経験として捉えると、経験値があがり、最終的には成長につながります。
例えば、デメリットである言葉の壁や文化の壁の場合↓
上記のように、海外で働くデメリットは成長につながる。
デメリットを経験することで説得力が増す
また、デメリットを経験することで説得力が増します。
例えば、下記↓
・リストラを経験したことがある人が解説するリストラ
説得力があるのは後者ですよね。
なので、デメリットを経験することで説得力が増します。
また、デメリットを経験することで、話せるネタが増え、人を引き付けることもできます。
結論|デメリットは最終的にメリットになる
海外で働くデメリットは最終的にはメリットになるので、メリットとデメリットで迷っているのであれば、海外で働くべき。
事実、私は海外で働いたことにより、経験値が増え、成長でき、人生の選択肢が増えました。
結論、迷っているのであれば、海外で働くべきです。
海外で働くために必要なもの
海外で働くために必要なものは下記です↓
・英語
ビザ
デメリットでも記載しましたが、海外で働くためにはビザが必要です。
ビザとは査証のことで、簡単に言うと滞在許可書。他国に入国する時や、滞在する時に必要になります。
観光する時には観光ビザ、勉強する時には学生ビザ、そして働く時は働けるビザが必要になります。
働けるビザがないと海外で法的に働くことができません。
30歳以下であれば、ワーホリビザがおすすめです。
就労ビザよりも比較的簡単に取得できるからです。ビザのスポンサー企業なども必要ありません。
とはいえ、注意事項もあります。
ワーホリして後悔するケースについては、下記記事をご参考にどうぞ↓
31歳以上であれば、就労ビザが主な選択肢になります。
下記記事をご参考にどうぞ↓
英語
次に英語が必要です。
英語ができると仕事の数が圧倒的に増えるので。
逆に英語ができないと、できる仕事の数はグンと減ります。
つまり、英語が必要。
そのため、今から英語を学びましょう。
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ビザによっては必要になりますが、キホン重要ではありません。
海外は日本より実力主義だからです。
つまり、海外では学歴よりも実力が重要。
そのため、高卒や新卒でも働くことはできます。
極論、働けるビザさえあれば、海外で働くことはできます。
なので、海外で働くためにまず必要なものはビザ。
そして英語やその国の言語ができれば、仕事の選択肢が広がるので、言語もできた方が良い。
資格は専門職に就きたい場合のみで大丈夫。
まとめ|迷っているなら海外で働くべき
海外で働くにはメリットとデメリット両方あります。
しかしデメリットも経験としてとらえればメリットになります。
経験が増えれば、成長できるので。
そのため、成長したいのであれば、海外で働くべき。
海外で働きたい...
その気持ちが強いのであれば、ぜひ挑戦してみましょう。
失敗しても成功しても、全て経験。
経験値があがれば、成長できます。
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また、現地の生活で苦労する可能性もあります。
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海外で働くメリットとデメリットって何なんだろう…
外国で働くのと日本で働くのはどっちがいいんだろう…