「海外で働くには資格が必要なのかな...」
「海外で働くのに有利な資格ってなんなんだろう...」
本記事ではそんな悩みを解決します。
私はオーストラリア、ニュージーランド、カナダの3ヵ国で約7年間働いていました。
海外で働くたくさんの日本人に会いましたが、資格を持っている人もいれば、資格も持っていない人もいました。
なので、結論、資格がなくても海外で働くことはできます。
しかし、海外で働くのに有利な資格はあります。
本記事では、自身の経験をもとに、海外で働くのに有利な資格を解説します。
海外で働きたい方、資格取得予定の方、必見です。
■目次
海外で働くのに有利な資格

海外で働くのに有利な資格です↓
・調理師
・美容師
・看護師
・会計士
・保育士
・IT
英語
英語ができれば、海外で働くのにとても有利になります。
なぜなら、世界規模で考えると、英語と日本語ができる人は少数派なので。
「英語のみできる人」と「英語と日本語ができる人」であれば、後者の方が魅力的ですよね。
特に日本と取引のある現地企業や日本マーケットを拡大したい企業、日系企業などであれば、そういった人材が求められます。
なので、英語ができれば、とても有利。
現地企業が希望であれば、その国で有名な英語資格、TOEFL、IELTS、Cambridgeといった資格を取得するべきです。
また、TOEICは基本スピーキングが含まれていないので、スピーキングも並行して鍛えるべき。
なぜなら、海外ではより自己主張が求められるので。つまり、スピーキングとリスニング能力がとても重要。
英語ができない人でも海外で働ける?
答えは、YESです。
理由は、英語を必要としない仕事もあるので。
しかし、そういった仕事は多くありません。
なので、英語はできたほうがいい。
調理師
調理師免許をもち日本食がつくれるのであれば、海外で働くのにとても有利です。
なぜなら、日本食は海外で人気なので。日本食関係の求人は多いです。
実際、私が住んでいた英語圏でも日本食レストランはいたるところにあり、日本人の調理師が活躍していました。
なので、調理師免許を持ち日本食がつくれるのであれば、海外でとても有利。
あくまでも日本食を作れるスキルが重要視され、調理師免許は実力の裏付けのような役割です。
美容師
美容師資格も有利な資格のひとつです。
なぜなら、日本の美容師の質の高さは海外でも有名なので。
実際、私はニュージーランド人にカットしてもらったことがありますが、角刈りみたいになったことがありますw
結論、美容師資格も有利。
海外で多くの日本人美容師に会いましたが、みんな口をそろえて、「日本より給料も良いし、働く時間も短い」と言ってました。
なので、美容師をされている方で、海外で働きたいのであれば、かなりチャンス。
看護師
看護師資格も有利な資格です。
なぜなら、多くの国で求められている職業なので。
オーストラリアやカナダでは永住権にもつながる職業です。国が永住権を提供するぐらい求めている人材ということ。
なので、看護師も有利。
日本の看護師資格を持っている場合、その国の資格取得の際に、単位免除など優遇されることはあります。
会計士
会計士の資格も有利な資格です。
理由は、多くの国で求められている人材なので。
看護師同様、オーストラリアやカナダで永住権にもつながる職業です。
なので、会計士も有利。
保育士
保育士資格も有利です。
海外の先進国ではベビーシッターの需要が多いので。
ベビーシッターの需要が多い理由は、日本より保育園の費用が高かったりするから。
保育士の資格を持っていれば、ベビーシッターの仕事をゲットしやすい。
ただその場合、キホンその国の資格が必要になります。
IT
システムエンジニアやプログラマーなど、IT関係の資格も有利です。
なぜなら、IT系の仕事は世界規模で増え続けているので。
実際、2020年に日本でもプログラミングの授業が必修化されましたよね。
それぐらい世界規模で仕事が増えているので、IT関係の資格も有利。
また、永住権や就労ビザの条件もその国により異なり、変更されることが多いので、最新情報は、各国の大使館や移民局で確認するようにしましょう。
日本の資格が有効ではなかったとしても、資格取得のプロセスでスキルを身につけることは可能、結果、海外で働くときに有利になります。
結論|海外で需要の多い仕事の資格が有利
時代の流れを読みつつ、海外で需要が増えそうな仕事の資格を取得するのがオススメです。
需要が増えれば、働けるチャンスは増えるので。
有利な資格について解説しましたが、資格なしでも英語さえできれば、できる仕事はたくさんあります。
下記で資格なしでできる仕事を解説します。
海外で資格なしでもできる仕事

英語さえできれば、資格なしでもできる仕事はたくさんあります。
例えば、下記。
・ホテル
・アパレル
・お土産屋
・花屋
・農業
・モデル
・クリーナー
・コールセンター
・留学エージェント
・旅行会社
・配送会社
・出版会社
・ライター
・ブロガー
・Youtuber
などなど、ほんとたくさんあります。
また、未経験からでも可能です。
事実、私は資格なし経験なしで、オーストラリアで留学カウンセラーの仕事をゲットし、現地就職することができました。
資格が求められる職業
日本で資格が求められる職業は、海外でも通常求められます。
例えば、下記。
・看護師
・医師
・弁護士
・会計士
などなど、日本でも資格が必要な仕事は、通常、海外でも資格が必要。
なので、希望の国と希望の職業があるのであれば、まずはその国の資格取得に関して確認しましょう。
資格に関して解説しましたが、海外で働く上で、資格よりも大切なものがあります。
それを下記で解説します。
海外で働くのに資格よりも大切なもの

海外で働くのに資格よりも大切なものです↓
・自己アピール
①スキル
海外ではスキル(実力)が求められます。なぜなら、海外は実力主義なので。
日本は年功序列の文化が強いですが、海外では年齢よりもスキルが重要。
実際、私は営業担当でしたが、数字を出していれば、早退しても上司から何も言われることはありませんでした。しかし、数字を出していないスタッフは結構モニタリングされていたり。
なので、資格取得よりも、スキルを身につけることを重要視しましょう。
②自己アピール
自己アピールも大切です。
なぜなら、海外では謙虚な気持ちよりも、自己主張が大切なので。
事実、私は英語の資格もなく、留学関係の仕事も未経験でしたが、面接の際に、自分に何ができるか、自分の経験とともに英語でアピールし、なんとか仕事をゲットできました。
具体的には下記のような感じで↓
そして、留学カウンセラーの経験はないが、自分にはワーホリ3ヵ国の経験があったので、その経験とともに生徒と話すことができるとアピール。
上記のようにアピールし仕事をゲットしました。
なので、自己アピールはほんと大切。
自己アピールのポイントは、求められている仕事に対して、自分は何ができるのか、そしてその根拠は何なのかを説明すること。
それができれば、未経験からでも海外で現地就職することも可能です。
まとめ|海外で働くのに有利な資格は需要の多い仕事の資格

海外で働くには、まずは英語。特にスピーキングとリスニング。
英語が出来ない人でもできる仕事はありますが、限られてしまいます。
逆に英語ができれば、できる仕事はグンと多くなります。
なので、まずは英語を上達させましょう。
そして、海外で需要の多い仕事の資格を取得。
資格の取得とともに、スキルを得ることにフォーカスするのがポイント。
そうすれば、海外で働くのに有利になります。
海外で働いてみたいのであれば、希望の国の情報をまず収集。
そして、実際に行動してみましょう。
行動すると、景色は変わります。
・海外で資格なしでもできる仕事
・海外で働くのに資格より大切なもの