「留学とワーホリの違いって何なんだろう...」
「ワーキングホリデーと留学、どっちがおすすめなのかな...」
本記事では、そんな悩みを解消します。
私はワーキングホリデーでオーストラリア、カナダ、ニュージーランドの3ヵ国を経験しました。
また、留学業界で10年以上の経験もあります。
そんな留学やワーホリの裏表を知っている筆者が、留学とワーホリの違いやオススメについて解説します。
あわせて留学やワーホリで失敗しないマインドも解説。
留学とワーホリの違いを知りたい方、留学かワーホリか決めたい方、必見です。
■目次
留学とワーホリの違い
さっそく、留学とワーホリの違いを解説していきます。
まずは言葉の意味の違いから。
留学とワーホリの意味の違い
勉強することもできます。
留学の意味を考えると、ワーホリも海外で勉強できるので、留学の一種と言えます。
イメージ的には、留学のほうが大きい枠組みで、ワーホリのほうが小さい枠組み。
そして、その枠組みが少し重なっている感じ。
しかし、比較すると、違いはたくさんあります。
ワーホリと比較される留学は、半年以上の長期の語学留学を指していることが多いです。
留学とワーホリの主な違い
主な違いです↓
留学 | ワーホリ | |
就学 | 可能 | 可能(就学期間に制限あり) |
期間 | 学校に行く期間 | 最長1年 |
年齢 | 制限なし(制限があるコースもある) | 18~30歳 |
就労 | 不可(働ける国もある) | 可能 |
費用 | 割高 | 割安 |
回数 | 何回も可能 | 1つの国につき1回 |
それぞれ詳しく解説します↓
就学
留学とワーホリ、いずれも就学可能です。
留学の場合、就学期間に制限がありません。自分の通いたい期間、学校に通えます。
しかし、ワーホリの場合、就学期間に制限があります。
例えば、オーストラリアなら4ヵ月、カナダなら6ヵ月。
期間
留学とワーホリでは、滞在できる期間が異なります。
留学の場合、学校に通う期間、滞在できます。例えば、語学学校1年間+大学3年間、合計4年間滞在することも可能です。
しかし、ワーホリの場合は、基本的に1年間しか滞在できません。
年齢
留学には年齢制限がありません。
しかし、ワーホリには年齢制限があります。ワーホリは、18歳~30歳の方が利用できる制度です。
なので、18歳未満と31歳以上はおのずと選択肢が留学のみになります。
就労
留学ではキホン働けません。
ワーホリの場合働けます。
働けるか、働けないかは留学とワーホリの大きな違い。
しかし、時間制限があり、週に約20時間程度しか働くことができません。
費用
留学の場合、滞在する期間中ずっと学校に通うので割高になります。
ワーホリの場合、一定の期間しか学校に通えないので、割安になります。もちろん、学校に通わない場合はもっと安くなります。デメリットもありますが↓
回数
留学は何度もできます。
しかし、ワーホリの場合、1ヵ国につき1回です。そのため、一度ワーホリ制度を使用すると、その国ではもう二度とワーホリすることができません。
ワーホリの回数には注意が必要。
上記が主な違いです。
では結局どっちがオススメなのか?
下記で留学とワーホリはどういった方にオススメか解説します。
留学とワーホリどっちがおすすめ?
まずは留学がオススメの人から。
留学がオススメの人
・専門学校や大学に通いたい人
・短期で留学したい人
上記のいずれかに当てはまるのであれば、ワーホリより留学がオススメです。
留学は海外で学ぶことが目的なので、海外で勉強がしたい人は留学。
専門学校や大学に通いたい人も留学。というか専門学校や大学のコースはワーホリでは受講できないケースがほとんど。
3ヵ月未満の短期であれば、留学。1年間使用できるワーホリを3ヶ月未満で使用するのは、もったいないので。
オーストラリアやニュージーランドであれば、勉強しながら働くことができるので。
ワーホリがオススメの人
・いろいろな都市に住んでみたい人
・費用を抑えて海外生活したい人
上記のいずれかに当てはまるのであれば、留学よりワーホリがオススメです。
ワーホリは海外で働くことができるので、働くことがメインであればワーホリ。
いろいろな都市に住んでみたい人もワーホリ。ワーホリは学校にずっと通う必要がないので、気軽に都市移動ができます。
費用を抑えて海外生活したい人もワーホリ。ワーホリは学校に通い続ける必要はないので、割安。
留学+ワーホリもあり
決めきれないなら、留学+ワーホリもありです。
なぜなら、留学することにより英語力を身につけ、その英語力を活かしワーホリで仕事をすることができるので。つまり、効率的。
実際、英語力がないとできる仕事に制限がでてきます。さらに英語出来ない人ができる仕事は給料の安いものが多い。
結論|目的を明確にする
まずは海外渡航の目的を明確にしましょう。
目的が明確になると、留学かワーホリか決定しやすいので。
例えば、下記。
・目的が仕事ならワーホリ
上記のように目的が明確であれば、簡単に決定できます。
逆に目的が定まってないと、決定するのが難しくなります。
なので、まずは自分は何が一番したいのか明確にしましょう。
留学やワーホリを無事決定、そして海外へ渡航。
しかし、目的が達成できずに、帰国する人もいます。
そうはなりたくないですよね。誰しも留学やワーホリを成功させたいですよね。
下記で、留学やワーホリで失敗しない3つのマインドを解説します。
留学やワーホリで失敗しない3つのマインド
留学やワーホリで失敗しないマインドです↓
・日本の当たり前を押し付けない
・楽しみながら目的に向かって行動する
①自分で決める
まずは、自分で決めましょう。
自分で決めれば、自分の行動に責任を持ち、成長することができます。
逆に他人が決めてしまうと、何かあったときに、自分の責任ではなく他人の責任にしてしまい、成長しにくい。
例えば、下記。
・友達にカナダが本当におすすめと言われ、あまり調べずにワーホリ先をカナダに決定。しかし渡航してみると予想以上に寒く、寒さに耐えれず帰国。そしてそれを友達のせいにしたり。
上記のように、人に決められたという思いが強いと、その人のせいにしがち。
なので、あくまでも情報は参考にして、最終的には自分で納得して決めるようにしましょう。
②日本の当たり前を押し付けない
渡航後は日本の当たり前を押し付けないようにしましょう。
日本の当たり前を押し付けてしまうと、海外で衝突したり、イライラすることが増えるので。
事実、日本で生まれ日本で育つと、日本が当たり前。しかし海外では海外が当たり前です。
例えば、下記。
・日本はコンビニや自動販売機が24時間どこにでもあるのが当たり前。ニュージーランドだと見渡してもコンビニや自動販売機がなかったり。
「日本だったらあり得ない...」というスタンスだとイライラしたりします。
しかし海外では海外の当たり前があるので、「日本との違いを学ぼう」ぐらいのスタンスでいけば、衝突せず、イライラせず、成長できます。
③楽しみながら目的に向かって行動する
最後は、楽しみながら目的に向かって行動する。
嫌々やっていてもなかなか成長しません。楽しむことが大切。
しかし、楽しいだけで目的に向かっていないのであれば、それもそれで問題。目的達成できないので。
下記は留学やワーホリでよくあるケースです。
上記は楽しいかもしれませんが、日本でもできることです。
留学の目的が、英語上達なら、英語を話さないと伸びません。
ワーホリの目的が、他国の文化や価値観を学ぶことなら、他国の人と話さないと学べません。
楽しみながら目的に向かって行動することを心がけましょう。
まとめ|自分の目的に合わせて留学かワーホリを決定する
まずは海外渡航の目的を明確にしましょう。
その目的に合わせ、留学かワーホリを選択。
そうすれば後悔しません。
他人ではなく、自分が納得して決める。
そうすれば、自分の行動に責任が持てるので、成長できます。
自分の人生を決めるのは自分です。
自分の意思で行動しましょう。
・留学とワーホリどっちがおすすめ?
・留学やワーホリで失敗しない3つのマインド